フィリピン・セブ財務会計研究所(旧:目指せ!米国公認会計士(U.S.CPA))

フィリピン・セブで財務会計・税務サービスを構築中。旧・米国公認会計士(U.S.CPA)資格取得を目指す人を応援するためのブログです。資格取得後の話を書いていきます。読者登録お願いします!

合格体験記

BEC Written Communication 対策のまとめ

BEC Written Communication対策に関しては思いのほか問い合わせが多いです。 私自身一番苦労したのでよく分かります。 WC対策についてリンクをまとめておきます。 BEC Written Communication 対策① BEC Written Communication 対策② BEC Written Communicati…

BEC Written Communication 対策④

もし本番で知らない論点が出題された場合の対処方法。 出題テーマについて知らないから何も書けない、ではもちろん合格はできません。でも良く考えてみると、受験生のレベルがそんなに高いとは思えない。どんな問題でもスラスラ解答できるやつなんてごくわず…

BEC Written Communication 対策③

BEC WC対策の3回目。 Written Communicationの答案をどのようにして採点しているのか? AICPAのHPに以下の記載がある。 Constructed responses will be scored holistically. Scores will be based on three general writing criteria: Organization, Develo…

BEC Written Communication 対策②

久々の続編。 僕にとってWritten Communicationはあまりにも厄介な存在だった。 読めるけど書けない。英語で書くことがめっぽう苦手だった。 なのでまず手を着けたのが、英語の文章をちゃんと書けるようになること。 ここで使ったのは2冊の参考書。 1冊目…

LICENCEが届いた!

グアムからライセンスが届きました!(ずいぶん前の話ですが)サーティフィケートとライセンス。かなり大きな封筒で送られてきます。これで晴れて名刺にも載せることができます。頑張った甲斐はあったかな。さっそく額縁を買ってきて飾っちゃおう。途中で諦め…

合格者パーティに参加しました。

先日Abitus主催の合格者パーティがあったので参加してきました。CPA合格者は29人。他の資格合格者、受講生も参加しており、総勢90名程度の大きな会でした。写真はfacebookにアップされるそうなのでそちらで。私自身興味があったのが、合格者の友達を作り今後…

資格の総コスト

米国公認会計士U.S.CPA資格を取るまでの総コストはいかほどか?受験をはじめる人にとっては切実な問題であるコストをざっくり見てみよう。受験予備校の授業料 30万〜50万円追加単位取得費用 2万〜15万円学歴評価審査料 1万円程度直前講座受講費用 5万〜15万…

忘れ物に注意!

米国公認会計士U.S.CPAの試験は、日本で受験できるようになりましたが、数回日本で受験するなかで、毎回必ず出くわしたのが忘れ物があって受験できない人。東京近郊に住んでいるなど、試験会場に近い人ならなんとかなるかもしれないが、受験のために宿泊して…

気合いが乗らないときの対処法

勉強を長く続けていると、どうしても気合いが乗らないことがある。そんなときの対処法について書いてみる。気合いが乗らない理由は、ココロの中に勉強以外の気がかりなこと、優先順位が高いものがあるからだ。私生活が乱れたり、仕事が忙しくなったり。たと…

米国公認会計士資格の活かし方②

今回は、一般企業における米国公認会計士資格の活かし方について。日本ではなかなか見られないが、アメリカではCPAの活躍の場は主に企業内にある。CEOやCFOのポジション、財務担当に経理担当、内部監査担当などさまざま。CEOあたりには教養としてCPAを取得し…

米国公認会計士資格の活かし方①

米国公認会計士U.S.CPAの資格の活かし方を考えてみます。日本の公認会計士と言えば、一般的に監査法人に勤める人が多い。監査というのは、企業が作成し公表する財務諸表が一般に認められた会計原則に従って作成されているかどうかについて意見を表明すること…

米国公認会計士の難易度

米国公認会計士U.S.CPAの難易度は?とよく聞かれる。日本の公認会計士は合格までに約3000時間勉強が必要なのに対して、米国公認会計士は1500時間ぐらいで済むらしい。日本の公認会計士よりは簡単に取れるみたいだ。などなどよく耳にする。どれも正しいのだと…

勉強を続けるために一番必要なこと

米国公認会計士USCPAのテストも、ほかの資格試験も同じだが、合格までには苦しい時期を乗り越える必要がある。勉強を続ける上で一番大切なことは、その勉強が好きかどうかだ。確かに、将来を描いて勉強そのものは嫌いでもガムシャラに頑張り続けることが出来…

Expire の恐怖

米国公認会計士U.S.CPAのテストには科目合格制度が設けられている。合格した月の終わりから起算して18ヶ月が合格の賞味期限。18ヶ月以内にすべての科目で合格しなければ、合格は取り消され再度受験しなければならなくなる。18ヶ月もあると、残り3科目を合格…

合格までに必要な勉強時間

米国公認会計士U.S.CPAに合格するまでに必要な時間はどれぐらいか?私の場合は、2000時間弱だったと思います。スタート時点の英語力や会計知識によって差はあると思いますが、合格までにはプロフェッショナルになるのに必要な時間があって、それを分散して勉…

模擬テストの活用方法

各予備校では模擬テストが催されていると思います。 今日はその模擬テストの活用方法について。 模擬テストの利用目的は、時間配分、そして休憩時間をどこで挟むかをシミュレーションすること。そして、パソコンの前に座って、試験時間である4時間集中するこ…

勉強はどこでしていたか?

自宅に勉強する用のデスクは持っているのだが、自分のデスクで勉強したのはほんの一割程度だった。どこで勉強していたかというと…予備校の自習室サイゼリヤやガストマクドナルド電車の中有料自習室ほぼこの5ヶ所で勉強していた。自習室は、同じ目的を持った…

勉強時間の確保

社会人受験生はホントに時間がない。ホントに時間はない?これは心持ち一つのような気がしています。時間はみんな平等なので、時間はあると考えさえすればいいだけなのです。考え方のステップは以下のとおり。まずはどれぐらいの時間が欲しいのかを明らかに…

受験予備校の選び方

受験予備校として私はAbitusに通っていました。理由は、新宿校と八重洲校があり、新宿校は会社から近いということと、八重洲校は自宅から通いやすかったためです。学生時代からそうでしたが、あんまり頭が言い訳ではないので授業を聞いた時に理解してしまう…

頑張ったら自分を褒める

勉強をしていると何度もくじけそうになります。思うような結果が出ないこともあります。でも、諦めたらそこで終わり。いつかは諦めるということも大事かもしれないけど、せっかくなら合格しよう。自分を褒めてみよう。仕事しながら勉強してるんだから疲れる…

TPPと公認会計士

世界各国では公認会計士の相互承認制度が広がっている。たとえば米国公認会計士の資格を持っていれば、シンガポールやオーストラリアなどの公認会計士資格が簡単な審査によって取得できる。日本でも公認会計士の分野での市場解放が求められている。今回TPPに…

はじめに知っておきたかった各種費用

米国公認会計士U.S.CPAの試験は、思いのほかお金がかかる。 まずは出願料。 これは州によって異なるが、$25~$220かかる。 1回あたりなので、1シーズン1科目しか受けない場合には、4回分は最低かかる。 また、受験資格を得るための学歴審査も$100~$274の費…

1回で受ける科目数について

米国公認会計士U.S.CPAの試験は科目合格制度が設けられている。 ただし、合格には有効期限があり18ヶ月以内にすべてを合格する必要がある。 受験予備校などでは短期合格を勧めていることもあり、1回につき2科目の受験を勧めていた。私が勉強を始めた当初はア…

英語力はどれくらい必要?

米国公認会計士U.S.CPAはアメリカの資格なので、当然出題は英語。願書も英語。なにもかも英語だ。まず、大学から卒業証明書をもらう必要があるのだがそれも英語版だ。学校によっては別途手数料が必要。英語にアレルギーがある人には向かない。が、そんなに高…

アメリカで受験するなら

ほんの二年前までは日本で受験することが出来なかったので、アメリカ領内に渡って受験していた。人気があったのはグアムだったが、成田からの時間が自分の都合に合わなかったのでハワイを選択していた。木曜日の定時帰りと金曜日一日の有給を使って、ハワイ…

出願州の選択

米国公認会計士U.S.CPAの試験そのものは統一化されているのでどこで受験しても同じだ。しかし、テストの前後が異なる。テスト前の違いは、受験の資格要件だ。大卒以上であればいいのか、それとももっと具体的に会計分野では何単位以上とって卒業している必要…

苦節4年で掴み取った栄冠

長い戦いでした。ほぼ四年間の勉強生活を経て、米国公認会計士(U.S.CPA)に合格することができました。このブログでは、合格までの道のりを振り返り合格のために必要なこと、失敗だったことなどを記載していこうと思っています。一人でも多くの受験生のお役に…