フィリピン・セブ財務会計研究所(旧:目指せ!米国公認会計士(U.S.CPA))

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BEC Written Communication 対策②

久々の続編。

 

僕にとってWritten Communicationはあまりにも厄介な存在だった。

読めるけど書けない。英語で書くことがめっぽう苦手だった。

 

なのでまず手を着けたのが、英語の文章をちゃんと書けるようになること。

 

ここで使ったのは2冊の参考書。

1冊目は、高校時代の恩師竹岡広信氏の著書「ドラゴンイングリッシュ基本英文100」(講談社

基本英文および日本文の100個を頭のに叩き込んだ。

とにかく頭に浮かんでくる日本語を英語化できるようにした。

 

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

 

 

2冊目は、「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」(著:森沢洋介 ベレ出版)

こちらで簡単な日本語をとにかく英語変換できるように取り組んだ。

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

 

 

近道ではないかもしれないが英語を書く、という行為に関して苦手意識は少なくなった。この2冊で書くべきことがあれば、英語は書ける、という自信はついた。

 

ただ、それでもWritten Communicationは攻略できなかった。

 

それでようやく気づいたが、英語が書けなかったのではなく(英語も書けなかったのだが・・・)、書くべき文章が日本語であっても思い浮かんでなかったのだ。

 

かなり遠回りしつつ、日本語だったら合格できるレベルを目指すことにした。

 

まず取り組んだのは、パターン化。そして出題者の意図を汲み取る。この2点。

 

BECは、出題範囲がめちゃくちゃ広い。どこから出題されるかなんてわかったもんじゃない。

山を張る、という行為はあまりオススメしない。

 

ただ、出題者が問いたい、というか合格者できる人であれば身につけておいて欲しいという知識はなんとなくわかる。

 

財務会計・投資のリスクなどの基本的な知識

・監査および監査を取り巻く環境(SOX法など)、不正を防ぐためにすべきこと

・ITの進化とそれに伴って起こる経営上のリスク

 

だいたいここらへんに落ち着く。

 

そして出題のパターンを読み解く。

Written Communicationというだけあって、出題はCommunicationだ。

誰と誰のかというと、CPAと経営者。

経営者が顧問であるCPAに、これこれだけどどうなの?専門家からしたらどうなの?教えてよー。

 

具体的にはこんな感じ。

・経営者が新しい事業に取り組みたい。

 そのためには資金が必要だ。そのお金をどうやって調達しようか。

 借入にすべきか、株式を発行すべきか?

 CPAさん、アドバイスしてください。

 

・とある経営者が新たな事業を展開しようとしている。

 インターネットを使った通信販売だ。

 これまでは店舗販売しかしておらず、どこにリスクが潜んでいるか知識がない。

 Eコマースってどんなことに気をつけるべき?

 CPAさん、教えてください。

 

経営者が新たな取り組みをする。

そのときには必ずリスクが伴う。

そのリスクって何?それの対処方法はあるの?

で、その新しいことには取り組むべきなの?

 

という感じで、まずは日本語で、出題者が問いそうな問題を自分で作成することにしてみた。あまり難しく考える必要はない。

 

日経新聞で企業が取り組んでいることや、不祥事として報道されたことなどを頼りに、経営者が取り組みそうなことってなに?そしてそのときのリスクってどんなことが考えられる?と考えを膨らませていく。

 

そう、そこでの答えがWritten Communicationでの回答となる。

 

次回は、その回答の作り方ね。

 

 

【LINK】

BEC Written Communication 対策まとめ