フィリピン・セブ財務会計研究所(旧:目指せ!米国公認会計士(U.S.CPA))

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模擬テストの活用方法

各予備校では模擬テストが催されていると思います。

今日はその模擬テストの活用方法について。

 

模擬テストの利用目的は、時間配分、そして休憩時間をどこで挟むかをシミュレーションすること。そして、パソコンの前に座って、試験時間である4時間集中することを体験すること。この2点に尽きる。

 

米国公認会計士U.S.CPAの試験は、科目にもよるが最長4時間の長丁場だ(以前は4時間半のものもあった)

その4時間をパソコンの前に座って、じっと集中し続けなければならない。

これは結構しんどい。分かっていてもしんどい。

ただ、休憩時間はTestletと呼ばれる問題の一区切りの間であれば、適宜入れることができる。複数とってもいい。

この試験では、その休憩をいつ入れるかも、重要な要素となる。

 

FAREとAUDは、試験時間が4時間。

MC(選択問題)のTestletが3つ(1Testlet 30問なので計90問)

TBS(シミュレーション問題)が7問。

 

TBSに入ると休憩が取れないので、MCのどこかで休憩を挟む必要がある。

私は、Testletを2つ、計60問を解いたところで休憩を5分入れるようにしていた。

MCを全部解いてから休憩を挟む人が多いようだが、私の場合は、そこまで集中力が持続できないので、Testletを2つ入れたところが最適だと判断した。

 

米国公認会計士U.S.CPAの試験は、Testletごとの出来具合によって難易度が変わる。

Testlet1で出来が良ければ、Testlet2では難易度が上がる。

自分なりに「出来た!」と思ったときに試験に落ち、「打ちのめされた…」と思った時には合格出来た、ということがあったが、Testletごとの難易度変動が絡んでいる。

休憩時間では、出来不出来をあまり考えないことも大事だ。できるだけ次を考えたほうがいい。

 

RegulationとBECは、試験時間が3時間。

Regulation:

MC(選択問題)のTestletが3つ(1Testlet 24問なので計72問)

TBS(シミュレーション問題)が6問。

BEC

MC(選択問題)のTestletが3つ(1Testlet 24問なので計72問)

WC(記述問題)が3問。

 

Regulationは、計算問題も多く文章が長い問題も多いので、休憩時間はあまり取れない。でも取らないと辛くなるので、同じくTestletが2つ目が終わったときに、トイレに行って顔を洗ってすぐに試験に戻る、ということをしていた。

これで試験時間はギリギリ。

BECでは、MCをすべて終わらせてから休憩を5分取り、WCに備えた。

 

模擬テストでも本番でも、直前はギリギリまで勉強していることが多いので寝不足で迎えることが多かった。

なので、本番中にもかかわらず、眠気が襲ってくるということがたびたびあった。

 

模擬テストでは、4時間の長丁場の集中力、そして時間配分と休憩時間のはさみ方をぜひシミュレーションしてみてください。