リタイアメントビザ・フィリピン永住権を取得するぞ②
フィリピンリタイアメントビザ取得に必要なものは下記の通り。
- パスポート
- 犯罪経歴証明書(警察証明書)
- 預託金(2万米ドル)
- 預託先銀行への送金依頼書原本
- 戸籍謄本
すでに持っているものは、パスポートのみ・・・
まずは、犯罪経歴証明書(警察証明書)を取得するべし。
犯罪経歴証明書(警察証明書)とは、犯罪履歴が記された書類で、日本国内であれば、居住している(最終の住民登録をしていた)都道府県の警察本部が申請窓口となります。
国外に居住いる場合は、日本大使館や日本領事館で取得可能とのことです。
私はすでに日本の住民登録を抜いているし、日本への一時帰国の予定もないので、さっそくセブのケッペルビルに入っている日本領事館に犯罪経歴証明書を取得しに行ってきました。
日本領事館の受付に行き、SRRV(リタイアメントビザ)を取得するため、という理由を添えれば、必要書類を記入して提出するだけ・・・ではダメで、現地警察で指紋・掌紋証明を作成せねばならないとのこと。
セブの警察・・・どこの警察署でもいいのかと言えば、そうではなく、指紋証明を取るためのスタンプがあるのは、限られているとのこと。
一番最寄は、セブポリスのヘッドクオーターでもなく、SMモールのそば(といっても結構距離はあるが)のWHITE GOLDクラブの敷地内にあるアネックスビルの1Fらしい。
ちなみに、WHITE GOLDクラブの敷地内にあるアネックスビルと伝えても、セブのタクシーの運転手は、まったくわかってもらえませんでした。
仕事の合間に行ったため、写真を撮り忘れてしまいました・・・
WHITE GOLDクラブの敷地内にあるアネックスビルの1Fは、運転免許証の臨時?発行事務所のような感じで、たくさんの人であふれていました。
これにならばなきゃいけないのか・・・と思いながらも、ドンのようなおば様に話しかけ事情を話すと、署長のところに連れて行ってもらえました。
そうすると、署員に命じ、トランペットが入っているかのような箱を持ってこさせました。
その署員についてこいと命じられ、別室にいくと、おもむろにその箱を開けました。
その箱は、指紋採取用スタンプでした。小学生のときにやった版画のように、墨を練り、ローラーで引き伸ばし、準備が完了。
力を抜け、と言われ、手首をぶらぶらさせて、両手の全ての指、てのひらまですべてを真っ黒にされて指紋採取が完了しました。
なお、手のひらにはべったりと墨がつくのですが、拭くものは一切用意してもらえないので、今後行かれる方は気を付けてください・・・
再び、署長の部屋に連れて行かれ、指紋登録係員にてPCへの登録?と、受付印を押してもらい、コピーを一通提出したら完了となりました。
さて、ふたたびケッペルへ、と思ったら時すでに遅し。
受付時間を越えていました。
翌日再びケッペルの日本領事館へ行き、手続き完了。
なお、料金です。
・警察証明書発行手数料:無料
・公印証明書:1,950ペソ
取得までは、およそ2か月かかるとのことです・・・
まだまだ先は長い。