フィリピン・セブ財務会計研究所(旧:目指せ!米国公認会計士(U.S.CPA))

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1回で受ける科目数について

米国公認会計士U.S.CPAの試験は科目合格制度が設けられている。

ただし、合格には有効期限があり18ヶ月以内にすべてを合格する必要がある。

 

受験予備校などでは短期合格を勧めていることもあり、1回につき2科目の受験を勧めていた。私が勉強を始めた当初はアメリカに渡る必要があったので渡航回数はできるだけ少なくした方がコストを抑えられるという理由もあったのだが、日本で受験できる今となっては、1回に1科目を着実に合格するというのが良いと思う。

 

学生や実務経験者であれば、1シーズンに複数もありかもしれないがその他社会人であれば時間の制約もあるだろうから1教科に絞って集中的に勉強するほうが成果は出やすいと思う。

 

私自身は、初めての受験の際には3教科を選択し、全滅してしまった。

前にも書いたがかなりこの試験をなめていた。

過去問を解けるようになりさえすれば合格できるだろうと・・・

かなり甘い考えだった。

といっても渡航のことも考え、次は2教科を受け、運良く1科目合格することができた。そして、次の渡航の際にも2教科を受けたが今度は両方ダメだった。 

それからは基本的に1シーズン1教科を受ける戦略に舵を切った。

1科目に絞るとやはり勉強の深さは変わる。合格レベルにまで到達することができるようになる。

 

だが、不安も多いのも事実。

1シーズン1科目、それを落としてしまうと3ヶ月間を消費してしまうからだ。

はじめにも書いたが、合格の賞味期限は18ヶ月。そのうちの大事な3ヶ月が1教科のために消え去っていくからだ。

落ちると、次もその科目を受けることになるため、別の科目はおざなりになる。

すると以前勉強していたことを忘れてしまうというスパイラルにおちいってしまう。時間が経つと試験制度の変更や試験範囲の変更、法律の変更にも出くわす可能性もある。

 

一通り勉強したらまずは1科目に絞って合格を目指す。

そして、その次には、合格した科目と連動性のある科目を合格する。

という感じで1科目ずつ積み上げていくのが一番の近道なにかなぁと今となっては思います。